米ラジオ、メディアに苦言「レッテル貼りは信頼失う」大統領の「人種差別」報道で
トランプ大統領は7月14日頃から、4人の移民系新人女性民主党下院議員についてツイートを繰り返している。以降、左派メディアを中心に大統領の発言を「人種差別的だ」と相次ぎ報じた。これについて、米公共ラジオ(NPR)は、メディアが独断でレッテル貼りすることは危険であり、信頼性に関わると警告した。
NPR上級編集員マーク・メモット氏と同社報道室副代表キース・ウッド氏は17日の放送で、大統領のツイッター発言を「人種差別的」と伝えるニュースがかなり多くなったため、この強い印象を与える言葉の使用について、議論を交わした。
両氏は、ジャーナリストが報道に独断的なレッテル貼りをする行為に警告を発し、事実を受けた読み手が人種差別主義者かどうかを決めるべきだと主張した。また、レッテル貼りは業界の信頼性が失われかねないと危機感を示した。
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