ビンラディン容疑者の息子の死亡を確信=米当局者

[31日 ロイター] – 米政府当局者は31日、米国は国際テロ組織アルカイダの元指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者の息子ハムザ・ビンラディン容疑者の死亡を確信していると述べた。死亡した時期や場所など詳細は明らかにしなかった。

ハムザ容疑者の死亡はNBCが最初に伝えたが、トランプ大統領は記者団に「この件に言及したくない」と発言。ホワイトハウスも別途、近く発表を行うかどうかのコメントを拒否した。

米ブルッキングス研究所によると、ハムザ容疑者は30歳前後とみられ、2001年9月の米国における同時多発攻撃までは、ウサマ容疑者とともにアフガニスタンに滞在。その後、米国がアフガニスタンに軍事介入し、アルカイダ幹部の大半がパキスタンへの移動を強いられ、ハムザ容疑者も父親とパキスタンに移ったという。

ニューヨーク・タイムズ紙は、米国が2年前に関与した作戦でハムザ容疑者が死んだと伝えている。

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