対外援助予算の削減、1週間以内に決定=トランプ米大統領

[ワシントン 20日 ロイター] – トランプ米大統領は20日、対外援助予算の削減を巡り様々な選択肢を検討しており、1週間以内に決定すると述べた。

トランプ政権当局者は、国防総省と国際開発庁の予算を見直しており、対外援助予算を約43億ドル削減するための手続きを視野に入れているとしていた。

大統領は、一部の予算は削減が可能だが削減できないものもあると説明し、恐らく1週間以内に決定できると語った。

議会では、計画を取りやめるか、もしくは削減規模を縮小するべきだの声が、共和・民主両党の多くの議員からあがっている。トランプ政権は昨年、対外援助費を削減するため、大統領に与えられている項目別廃止権限(rescission)を行使することを試みたが、議会により阻止された。

項目別廃止権限が行使されれば、予算に関して議会は政権と積極的に交渉しなくなるとの指摘がある。

下院のペロシ議長は16日付のムニューシン財務長官への書簡で、政権が考えているような項目別廃止権限の活用方は違法であるとの政府監査院(GAO)の見解を伝えた。

※内容を追加しました。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。