米、数日あるいは数週間以内に米朝協議の再開望む=ポンペオ国務長官

[ワシントン 8日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は8日、米国は北朝鮮との非核化協議を数日あるいは数週間以内に再開することを望んでいると語った。同協議は、今年2月にベトナムで行われた2度目の米朝首脳会談が物別れに終わって以来、停滞している。

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は6月に南北の非武装地帯にある板門店で再度会談し、実務協議の再開で合意したが、実現に至っていない。

ポンペオ長官はABCのインタビューで、「われわれは金委員長が非核化の約束に引き続き取り組んでいることを知っている。数日あるいは数週間以内に、彼らと交渉の席に戻れることを期待している」と語った。

北朝鮮は最近、米韓合同軍事演習に反発して短距離ミサイルを数回発射したが、ポンペオ長官は、金委員長がトランプ大統領との約束を破ってはいないとの認識を示している。

同長官はまた、「金委員長が交渉の席に戻らなかったり、首脳間の合意に反するミサイル実験を行う場合、トランプ大統領は非常に失望するだろう」と述べた。

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