鴻海創業者の郭氏、来年の台湾総統選出馬を断念 政治には関与

[台北 16日 ロイター] – 鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏は16日、来年1月の台湾総統選について、無所属での出馬を断念したことを明らかにした。

郭氏は7月、野党・国民党の予備選に出馬して敗北。今月12日には同党を離党しており、無所属で出馬する可能性があるとの見方が出ていた。

郭氏は声明で「2020年の総統選に出馬しないことを決めた」とし、支持者に謝意を表明。ただ出馬は断念しても政治から手を引くことはないとし、詳細については明らかにしなかったものの、国民党の予備選を通して自身が掲げる政策を主張し続ける姿勢を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
JPモルガンCEOジェイミー・ダイモン氏は「AIは一部の職を奪うが、働く場そのものを奪うわけではない」と指摘した。必要なのは、批判的思考やコミュニケーション能力などAIには置き換えられない力を身につけることだという
中共が20年以上続けてきた制裁を武器にした外交が、世界で深刻な反発を呼んでいる。短期的には効果があるように見える一方、国際的な不信を招き、各国が協調して対抗する動きを生んでいるとの指摘がある
ベネズエラ野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が変装し軍検問を突破、漁船でカリブ海を渡りノルウェーへ。娘の代理受賞後自ら到着、トランプ政権支援を認め平和賞を国民と米大統領に捧げると述べた
米国の入国審査が、かつてないレベルで厳しくなろうとしている。日本を含むビザ免除国からの旅行者であっても、今後は過去5年分のSNS履歴や家族情報、生体データまで提出が求められる見通しだ。
臓器収奪、弁護士の失踪、信仰への弾圧。各国で開かれた集会やフォーラムでは、中共による組織的迫害が改めて告発され、人道に反する罪の責任を問う声が一段と高まった。