「天国のママにもっと近づきたい」 8歳男児が遺影とともに台湾の最高峰に登頂
「ママ、僕、来たよ!元気だった?」台湾・宜蘭県の8歳の男の子が、4年前に病気で亡くなった母親との約束を果たすために、生前の母親の写真を持ち、標高3,952mの台湾最高峰・玉山の頂上に立った。それはひとえに「天国のママにもっと近づくため」。この物語は多くのネットユーザーの涙を誘った。
台湾・宜蘭県の8歳の男の子、鄒澤綱は幼い頃から母親が大好きだったが、4年前、母親の張嵐綺は不幸にも重病にかかってしまった。病床の母親が語ってくれた玉山の物語は、この「台湾最高峰」への澤綱の憧れをかきたてた。彼は一緒に玉山に登ろうと熱心に言ったが、もうその時には母親はすっかりやせ細り、衰弱してしまっていた。
母親は幼い息子をがっかりさせたくなくて、こんなお願いをした。「ママはもう足が弱って登れないから、澤綱が代わりにママの物を持って登ってちょうだい!」息子は無邪気に、また真面目に母親の言葉にうなずいた。「ママ、僕きっとやるよ!」
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