トランプ氏、弾劾調査を非難 民主党はホワイトハウスに召喚状

[ワシントン 2日 ロイター] – トランプ米大統領は2日、ウクライナ大統領との電話会談をめぐって野党民主党が進めている弾劾調査について、「すべてでっちあげ」などと反論した。一方、民主党はホワイトハウスに同会談の関連文書の提出を求める召喚状を出す方針を示した。

トランプ氏はフィンランドの大統領との共同記者会見で、弾劾調査に関するロイターからの質問に「こうしたでっちあげに加担しているのは、フェイクニュースメディアだ」と非難。ゼレンスキー氏との電話会談については、ウクライナの汚職問題を念頭に置いたものだとし、米国がウクライナに多額の資金を拠出していることに言及。「腐敗した国には資金を提供したくない」と述べた。

トランプ氏は7月の電話会談で、来年の米大統領選を有利に運ぶために野党民主党の有力候補であるバイデン前副大統領の調査を求めてゼレンスキー氏に圧力をかけた疑惑が浮上している。これを受け、民主党が多数派の下院は先週、トランプ氏弾劾に向けた正式調査を開始した。

▶ 続きを読む
関連記事
「これら女性たちの釈放を強く望む」とトランプ大統領は述べた
4月20日に始まった米比合同軍事演習は、参加国が過去最多となり、日本の自衛隊も初めて正式参加。専門家は、今回の演習は、中共を封じ込める動きが世界的な流れになっていることを示すとともに、日本の関与の拡大が中共への警告になっていると指摘
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有していた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出ると懸念している
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた
米中央軍はフォード級空母がスエズ通過後に紅海へ展開、空母エイブラハム・リンカーンなどとあわせ中東に最大3隻の空母打撃群が集結する見通し。このことについて、軍事専門家はトランプ政権に中東での軍事的選択肢を拡大させる動きだと指摘