オブライエン米大統領補佐官、NSCの人員縮小計画表明

[ワシントン 10日 ロイター] – 米国のオブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日、ロイターのインタビューで、国家安全保障会議(NSC)の人員規模を向こう数カ月で約3分の1縮小し、トランプ大統領に外交政策の方向を示すのでなく選択肢の収集に役割を限定する計画を明らかにした。

オブライエン氏は解任されたボルトン前補佐官の後任で、元々NSCに想定されていた省庁間の調整の役割を復活させたいようだ。

同氏は「NSCはホワイトハウスの政策の調整役をするのであって、国家安全保障と外交政策をコントロールするのではない。それは担当省庁の仕事だ」と述べた。求められれば大統領に国家安全保障について自分の意見を喜んで伝えるが、その前に担当閣僚から大統領が意見を聞くのが前提だとも語った。

NSCの政策顧問の数については、現在の178人前後から117人に減らす意向だとした。ブッシュ(子)政権第1期のコンドリーザ・ライス大統領補佐官時代の規模にほぼ戻ることになる。

規模縮小はNSCの効率化のためで、ニュースメディアへのリークを減らす狙いではないと弁明した。

国防総省や国務省などからの出向者を現在の任用期間が切れる時点で帰すことが主眼で、来年1月末までに行うとした。

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