豪大学生、中国外交官を提訴 「反中の分裂活動」批判で「身の危険を脅かした」

オーストラリアのクイーンズランド大学の学生はこのほど、中国領事館による名指しの批判は、身の安全を脅かすとして、総領事を相手取り、裁判を起こした。

香港デモの支持運動を継続している大学生ドリュー・パブロウ(Drew Pavlou)さんは、在クイーンズランド州中国総領事・徐傑氏を訴えた。治安判事裁判所は徐氏に出頭命令を出し、11月22日にブリスベンの地裁に出廷の予定。

クイーンズランド大学哲学科2年生のパブロウさんは7月、クイーンズランド州で香港民主運動を支持するデモを開催した。これにより、現地の中国政府を支持する学生たちから強い反発を買った。パブロウさんは英紙ガーディアンに対して、2度も暴漢に襲われたと語った。

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