広州地下鉄の検査所、女性に過剰なメイクを落とすよう求める

最近、広州地下鉄駅利用客は、改札付近の手荷物検査所で、保安員によりメイクを落とすよう要求されている若い女性たちの動画を撮影し、SNSに掲載した。

官製メディアによると、10月20日、広州当局は地下鉄・漢溪長隆駅で、過剰なメイクや血のりを付けていた女性たちに、化粧を落とすように求めた。10月中旬から11月初旬まで、広州の商業ビルでハロウィン関連のファッションショーなどが開催されており、女性たちはイベントに合わせて化粧を施していたとみられる。

広州地下鉄の職員はメディアの取材に対して、女性たちの血のりの姿は他の利用者を怖がらせると述べた。「地下鉄のような狭い空間では指示に従ってもらいたい」とした。

10月末、イギリス地方の宗教行事から商業文化へと広がった「ハロウィーン」は、中国の若者にも注目の高いイベントとなっている。広州のいくつかの商店街や娯楽施設では多数の関連行事が開かれ、集客手段となっている。

報道によると、ハロウィン期間中、血のりなどの過剰な演出を抑えるため、漢溪長隆駅では、クレンジング液を用意している。また、主に若者に宛てたメッセージとして、駅構内では但し書きを掲示している。1.楽しいハロウィーンだが、安全に気をつけてほしい 2.なるべく安全で質の良いメイクや化粧品を選んで、皮膚が傷つかないように気を付けて 3.ハロウィーン関連のイベントに外出する時は、帰宅が遅くなったりしないようにして。

(翻訳編集・佐渡道世)

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