10月17日、フェイスブック創業者兼CEOマーク・ザッカーバーグ氏はジョージタウン大学で「言論の自由」をテーマに演説した (Riccardo Savi/Getty Images for Facebook)

FB創業者、中国検閲を批判「これが私たちの求めるインターネットか」

世界的ソーシャルサイト大手・フェイスブック(Facebook)の創業者兼最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は最近の演説で、共産党の検閲システムを批判した。同氏はかつて中国参入のために、中国の情報検閲当局の高官を会社に招いたりしていた。

ザッカーバーグ氏は10月17日、ジョージタウン大学で「言論の自由」をテーマに演説した。同氏は、インターネット上の言論の自由の将来は、ソーシャルメディアプラットフォームと、世界各国政府の方針という2つの価値観に左右されるとした。このなかで中国は、表現の自由に対する最大の脅威だと非難した。

中国市場参入を狙っていたザッカーバーグ氏は「媚中派」と呼ばれるほど、ITトップ企業代表のなかでも親中姿勢が際立っていた人物だ。

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