中国の習近平国家主席、「中国式の民主主義」に言及 官製メディアが報道せず

中国の習近平国家主席が11月2日、上海市長寧区を視察した際、初めて「全過程の民主」に言及したことに注目された。

習主席は2日、長寧区虹橋街道の古北市民センターを訪ねた。同区の古北地区には3万人以上の市民が住んでいる。その半分以上は外国人だという。習氏は市民センターに集まっていた中国人と外国人市民に向けて発言を行った。

「われわれは、中国の特色のある社会主義政治発展の路線を歩んでいる。人民の民主とは、ある種の全過程の民主である。すべての重要な立法の決定は手順に従い、民主的な下相談を経て、科学的な決断や民主的な決断を通して決められる」

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