アメリカ市場に締め出されたファーウェイ、日本から部品1.1兆円調達
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は21日、東京都内で記者説明会を開いた。出席した同社の梁華会長は、「日本は重要なマーケットの1つで、グローバルサプライチェーンの重要な一部だ」と発言した。米ラジオ・フリー・アジアが伝えた。
報道によると、梁会長は、今年1~9月までの日本企業からの調達金額が7200億円を上回り、今年末には1兆1000億円に達する見通しだと述べた。昨年の米企業からの調達額に近い水準だという。
トランプ米政権が、米企業に対してファーウェイとの取引を制限したため、日本は米国に代わり、同社の最大の部品調達先になるとみられる。
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