【紀元曙光】2020年1月3日
あらたまの年たちかへるあしたより待たるるものは鶯のこゑ(拾遺集)
▼素性法師の有名な一首である。年が明けて、暦が最初にもどった朝から、もう心待ちにするのは鶯の声だ。そう歌えば、日本人なら誰でも共感できる新春の言祝ぎ(ことほぎ)となる。千年以上も昔の歌だが、現代の私たちが過ごす正月にも、その喜びはある。
▼私たちは、どんなウグイスの声を待ちわびているのだろう。1年前の今頃も、同じ気持ちであったはずだ。昨年は、慶事ももちろんあったが、台風や大雨などの自然災害に見舞われた記憶のほうが強い。なかには、ご自宅が被害に遭い、例年とは異なる形で新年を迎えた方もおられるだろう。年の初めには、まさかこうなるとは思いもつかなかった。
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。