2月2日、カザフスタン外相と共同記者会見を開くポンペオ米長官(GettyImages)

米国務長官、カザフスタンに中国の投資を警告 人権侵害阻止への協力呼びかけ

中央アジアのカザフスタンを公式訪問したマイク・ポンペオ米国務長官は、同国に中国の投資と影響を警戒するよう促した。また、中央アジア諸国に中国政府に少数民族の弾圧停止を要求する取り組みに加わるよう求めた。

カザフスタン大統領府は2月2日、首都ヌルスルタンの大統領宮殿で、ポンペオ長官とトカエフ(Kassym-Jomart Tokayev)大統領が会談したと発表した。さらに、ムフタル・トルベルディ( Mukhtar Tleuberdi)外相と共同会見を開いた。

AP通信などによると、ポンペオ米長官は、訪問諸国にも伝えてきたメッセージと同様、中国投資の背景には主権を脅かすリスクがあるとし、国の長期的な発展を阻害するものになると説明した。

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