<中共肺炎>世界経済に大打撃、専門家「各国は中国との分断を加速する」
中共ウイルス(新型コロナウイルス)による肺炎が発生して以降、中国当局と約2年間貿易交渉を続けてきた米国のみならず、世界各国も経済上、中国とのデカップリング(分断)を余儀なくされた。専門家は、世界経済のサプライチェーン再編が進められていると指摘した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のコラムニスト、ラナ・フォローハル(Rana Foroohar)氏は昨年12月21日に発表した記事で、「過去40年間における世界の政治経済が中国を中心にしたグローバル化市場経済であるなら、今後40年間は中国とのデカップリングに転じるだろう」との見方を示した。
湖北省武漢市をはじめ、中国の大中小都市で都市封鎖や外出・移動規制の措置が実施された。中国当局はこのほど、経済崩壊を回避するため、企業や商店に圧力をかけて生産操業・営業の再開を命令した。しかし、ロイター通信2月24日の報道によると、移動規制などの措置で従業員が工場に戻れないため、中国の中小企業の操業再開率は約3割しかない。
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