ポーランド

添い寝してくれる 癒しの「ナース猫」

ポーランドのビドゴシュチュ(Bydgoszcz)動物保護施設に「ナース猫」と呼ばれる黒猫がいます。名前はラドメネサ(Rademenesa)。彼の仕事はケガや病気で弱った動物に添い寝をしてあげること。重病の猫でも、そばに彼がいるだけで落ち着いてスヤスヤと眠れるそうです。実は、猫が喉をゴロゴロ鳴らす音は、健康がすぐれない動物にとって癒しになるのです。

2014年、ラドメネサは生後2カ月の時に、動物保護施設に送られました。当時の彼は気道が感染して炎症を起こし、生きるかどうかの瀬戸際でした。獣医とスタッフの懸命な看護のもと、彼はようやく回復しました。その後、ラドメネサは重病の猫がいると、自ら進んで彼らを看病するようになったといいます。自分が助けられたから、他の猫にも助かってほしいと思っているのでしょうか。

ところで、ラドメネサは猫だけでなく、犬にも同じく添い寝をしてあげます。猫や犬を優しく抱っこしてあげたり、耳を舐めたりして、彼らが早く元気になるよう心を尽くして看病するのです。

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。