アイスランド中銀が0.5%追加利下げ、銀行の資本規制も緩和

[コペンハーゲン 18日 ロイター] – アイスランド中央銀行は18日、50ベーシスポイント(bp)の追加利下げを行うとともに、金融機関の融資を促すために資本基準を緩和した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。政策金利の預金金利は過去最低の1.75%となった。

アイスランド中銀は11日にも50bpの利下げを行っていた。利下げは今年に入って3回目。

同中銀は声明で「国内経済と金融システムはともに、衝撃に対する備えができている」とし、経済への影響を最小に食い止めるため、取りうる全ての政策手段を動員する用意がある、と述べた。

さらに、金融機関が景気悪化局面で取り崩すことができるカウンターシクリカル資本バッファー(CCyB)比率を、2%から0%に引き下げた。

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