米原油先物、18年ぶり安値 世界的な移動制限で需要崩壊

[ニューヨーク 18日 ロイター] – 米国時間の原油先物は下落。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)への対応策として世界各国で移動制限が広がっており、燃料需要の崩壊を引き起こしている。

原油先物は過去10日間で半値以下となった。学校や店舗の閉鎖、集会禁止などが要因で、ゴールドマン・サックスによると、世界の原油需要は3月末までに800万─900万バレルまで減少するという。

米WTI原油先物<CLc1>の清算値は6.58ドル(24.4%)安の1バレル=20.37ドルとなり、18年ぶりの安値となった。過去10日間の下落率は56%に達し、1983年の上場以降で最大となった。

北海ブレント先物<LCOc1>は3.85ドル(13.4%)安の24.88ドル。一時24.52ドルと2003年以来の安値を付けた。

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