中国北京や天津で強風 火災が発生

3月18日、中国東北部の北京天津、河北省は、強風に見舞われ、電線の断裂などにより火災が発生した。

中国国内メディアによると、18日の午後から夕方にかけて、これらの地域では、最大風速28メートルの強風が吹いた。一部の地域では最大風速32mの暴風が発生した。

北京のネットユーザーは、風にあおられて倒れた通行人の様子を撮影した。河北省で撮影された映像では、看板、街路樹、信号機が倒れ、建物の外壁が剥がれ落ちたり、屋根が飛ばされたりする様子が映っている。

また、はがれた屋根が電線を切断し、火花を散らして、火災を引き起こした。映像には、火災が強風にあおられ被害が周辺に広がる様子が映っている。

18日夕方、強風によると見られる火災が少なくとも北京の延慶、通州、房山、平谷等地,河北保定、廊坊、滄州、邢台、石家莊、衡水、雄安、秦皇島、天津武清、北辰、津南の地域で確認され、各地の住民が撮影して、ソーシャルサイトに投稿した。

 

(翻訳編集・佐渡道世)

関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。