夫婦の仲から知る 人の品行
周朝時代、晋国に郤缺(げきけつ)と言う人が妻と仲睦まじく暮らしていた。ある日、郤缺が農作業をしていると、妻が食事を届けに来た。彼女は弁当を両手でささげ、恭しく彼に渡すと、郤缺も丁寧に受け取った。
このとき、臼季という大夫(たいふ)※が通りかかり、夫婦の様子を見て感心した。臼季は晋文公(晋国の君主)に面上し、郤缺を下軍大夫に就かせるよう薦めた。晋文公が理由を聞くと、臼季は「郤缺は他人のみならず、自分の妻に対しても、相手を敬うことを忘れません。人を尊敬するのは人徳のある人で、このような徳を備えた人を任用すべきです」と答えた。
その後、臼季の見解が間違っていなかったことが証明された。郤缺は徳で人を従わせ、知と勇を備えていた。箕という場所では軍隊を率い、白狄国の君主を生け捕りにし、功績を立てた。晋襄公(しんじょうこう)は郤缺を公卿に封じ、冀(き)という土地を封土として与えた。
関連記事
正月明けに動けないのは、怠けではなく、心のメンテナンスのタイミングかもしれません。【こころコラム】
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が自身のInstagramに投稿した、愛犬「デコピン」の動画と写真が、いま世界中で大きな反響を呼んでいる。
ネオンのように鮮やかなピンクが森に舞う、オーストラリア固有のピンクロビン。写真家の情熱と偶然が重なり捉えられた奇跡の瞬間が、自然の驚きと喜びを静かに伝えます。思わず笑顔になる一篇です。
毎日見ている舌に、体からの重要なサインが隠れているかもしれません。色や形、舌苔から読み解く中医学の知恵と、現代研究が示す健康との関係をわかりやすく解説。
150ドルの美容液より、鍋に浮かぶ一輪の花――中世から人々の肌を支えてきたカレンデュラが、なぜ今も通用するのかをひもときます。