米超党派議員、伝染病対応の失策で中国に賠償求める議案を提出

米下院では3月24日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の対応の誤りで世界に流行を拡大させたことを非難する決議案が提出された。同日、上院では、中国が発信する「ウイルス米起源説」の噂を非難し、中国に対して各国にもたらした損害を賠償するよう要求する法案が提出された。

ジム・バンクス下院議員が作成した決議案には、1.中国当局がウイルス流行で虚偽の情報を拡散し、実際の情報を意図的に隠したこと 2.国際的な保健専門家との協力を拒否し、医師やジャーナリストを検閲したこと 3.囚われの身にある少数民族の健康を悪意を持って無視したことなどを上げた。中国政府の責任を問うこの決議案に、超党派議員は署名した。

この決議案は、英サウサンプトン大学からの研究を引用して、もし中国が3週間前にウイルスの流行に対処していたら、世界的な流行は95%減少していた可能性があると指摘している。

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