修行の極み 心が動じない白隠禅師
白隠慧鶴(はくいん えかく)は江戸時代に生まれた禅僧で、芸術家で作家でもある。人々に白隠禅師(はくいん ぜんし)と呼ばれていた。臨済宗の中興の祖、「五百年に一度の大徳の士」と称されるほどの日本仏教史上では、偉大なる禅師である。
白隠禅師にまつわるエピソードの中で、次の話があった。白隠禅師は托鉢をしてある家の前にたどり着いたが、家の主人は彼を門前払いした。しかし、彼は修行の問題を考えることにふけていたため、主人の拒否に気付かず、家を離れず門の前でボーと立ち続けていた。それを見た主人は怒り心頭し、箒を手に取って勢いよく彼を殴った。白隠禅師はその場で失神して倒れたそうだ。
また、ある時、布生地の商売をする家の娘が未婚で身ごもった。面目ないと感じた両親は娘を問い詰めた。娘は彼氏をかばおうとして「白隠禅師とできた子だ」と父親が最も尊敬する白隠禅師の名を使った。
関連記事
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。
残り物は便利な一方で、保存や再加熱の仕方を誤ると食中毒の原因になることがあります。鶏肉、ご飯、缶詰など身近な食品ごとに、注意したい保存の基本を紹介します。
認知症予防は、特別なことより日々の積み重ねが大切です。手や指を使う習慣、適度な運動、食事、睡眠の見直しなど、脳の健康を守るために役立つ日常の工夫を紹介します。