Getty Images
中共肺炎

「ママは頑張ってコロナと闘ってるよ」NYで医者をする母が我が子に残したメッセージ

ニューヨーク医者として中共ウイルス(新型コロナウイルス)と闘う母親が、我が子に残したメッセージが今話題になっている。

2020年3月29日、小児外科医として働くコーネリア・グリッグスさんは、頭から足先まで全身保護服で覆われている姿をTwitterに投稿し、我が子に向けたメッセージも合わせて綴った。

子供たちがこの状況を理解するにはまだ幼く、保護服姿の私にも気が付かないでしょう。それでも万が一、私が中共ウイルスでこの世を去ることがあっても、ママは頑張って闘ったんだという証拠が残るようにしたい」と続けた。

彼女のツイートは3月31日の時点で12万回以上リツイートされ、多くの人からの応援のメッセージで溢れたという。

コメントの中には、

「子供達はグリッグスさんの素晴らしい活動を見て、立派に育つだろう」

「子供たちにとってスーパーヒーローのマントが、いつか保護服に取って替わる日がくるかもしれませんね」

「いつかあなたの子供たちに子供ができた時、おばあちゃんが世界を救ったのだと言い聞かせてくれるでしょう」

といった励ましの言葉が送られたという。

実はグリッグスさんは以前にも、ニューヨークの病院の状況について「患者や医療従事者にとってとても危険な状態にある」といち早く声をあげていた。保護服不足もその要因の一つであると説明し「このメッセージは、みなさんを混乱させようとしているものではありません。一刻も早く、多くの医療機器が必要な状況なんです」と訴えた。

NBCニュースが実施した、250人以上の医療従事者を対象としたソーシャルメディア調査では、彼らが働いている病院、クリニック、オフィスであらゆる消耗品が不足していると伝えた。

Getty Images

CNNのインタビューに対し、グリッグスさんは「医者であることを誇りに思うと同時に、同じ現場で働く人々は私のヒーローよ」とコメントした。しかしグリッグスさんの夫も医療従事者であることから「万が一」に備え、愛する子供たちのためにできる安全対策を再度確認し合ったという。親であり、医者である2人にとって子供の将来を考え、すでに遺書を書き残したという。

今日まで、ニューヨーク市はパンデミックの影響により、アメリカの中でも深刻な被害を受けた都市である。これを受け、3月30日市当局はセントラルパークに68の簡易ベットを用意し、野外病院を建設することを承認した。

グリーグスさんの子供たちへの別れを綴ったメッセージは多くの人々の心を揺さぶっただろう。この危険な状況下で闘っている人々にも愛する家族はいるのだ。私たち市民も自粛規制を守り、感染を拡大防止に努めることが、今対応できる最善策だろう。

 


エポックタイムズ紙は、COVID-19という今回の肺炎の原因となる新型コロナウイルスを、中国共産党の隠蔽と不始末がウイルスの中国全土への拡散を許し、世界的なパンデミックを引き起こしたことから、「中共(CCP)ウイルス」と呼んでいます。

(大紀元日本ウェブ編集部)

 

 

 

 

 

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。