4月7日深夜、武漢市の武昌駅の前で封鎖措置の解除を待ち、市外に行こうとする利用者ら(Getty Images)

武漢市、都市封鎖を解除 76日ぶり 5万5千人が市外へ

湖北省武漢市は4月8日午前0時(日本時間同1時)、1月23日から始まった都市封鎖が76日ぶりに解除された。市外に通じる幹線道路の通行が可能になり、中国各地に向かう飛行機や鉄道の運行も再開された。一部の市民や他の地方出身者は、封鎖措置の再発令を懸念し、次々と市を出ようとした。

今回の解除措置により、武漢から市外への移動が可能になったが、住宅地ごとの外出制限は継続される。

武漢市江漢区出身の陳さんは、勤務先の江蘇省無錫市の会社に戻ろうとした。陳さんによると、8日午前0時前には、市外につながる高速道路の料金所ですでに多くの車が待っていたという。

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