外出自粛要請の効果見極め、施設使用制限や期限延長も=官房長官

[東京 8日 ロイター] – 菅義偉官房長官は8日午前の会見で、緊急事態宣言により人と人との接触を7-8割減らす要請の実効性に疑問の声が上がる中、外出自粛要請の効果や国民の行動変容を見極めて、必要なら特別措置法に基づく施設の使用制限などの措置を行うとした。また1カ月後までとしている期限について、感染拡大が防げなければ延長する可能性があるとした。

緊急事態宣言の対象となる地域の知事らから、感染拡大防止の実効性への疑問が出ていることについて、菅官房長官は「私権制限を伴うことから特措法の趣旨にのっとり最小限の措置にする必要があり、基本的対処方針に沿って対応が図られるよう、都府県と意見交換をし、調整を進めていく」とした。

また全国知事会は8日、休業やイベント自粛の要請に応じた企業や主催者などに対する損失補償を国に求める緊急提言をまとめた。しかし、安倍晋三首相は損失の補償には否定的な発言をしている。この点について菅長官は、補償で対応するより、「まずは資金繰り支援を行い、それでも立ちいかない場合は幅広く給付金を行い、事業継続を支援する」との方針をあらためて示した。

▶ 続きを読む
関連記事
イランがパキスタンを通じて米国に新たな交渉案を提出し、国際原油価格は小幅に下落した。一方、ホルムズ海峡の封鎖でエネルギー市場と物流への影響は続いており、米国はイラン産原油の中国向け取引や関連金融ネットワークに追加制裁を科した
激動の国際情勢の中、ハノイに到着した高市首相がベトナム新指導部との直接会談へ。エネルギーや重要鉱物など経済安保をめぐる「包括的戦略的パートナーシップ」、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」はどう進化するのか? インド太平洋の未来を紐解く外交の舞台が始まる
日本とオーストラリアは1日、重要鉱物分野における二国間協力を経済安全保障の中核的柱に格上げすると発表した。今回の日豪協力は、西側諸国がサプライチェーンの安全確保に向けて連携し、中共への依存脱却を図る動きを示すものとなった。
大統領は来週から輸入税を発効させると述べた
イランの交渉担当者は4月30日、パキスタンの仲介者を通じて新たな和平案を伝えた