テッド・クルーズ米上院議員(大紀元資料室)

米議員、中国鳳凰衛視への放送禁止法案を提出

テッド・クルーズ米上院議員(共和党、テキサス州)は、中国当局のバックアップを受ける香港メディア、鳳凰衛視(フェニックスTV)の国内放送を禁止する法案を議会に提出する予定だ。米メディア「ワシントン・フリー・ビーコン」が4月24日、報じた。

報道によると、クルーズ議員は、中国共産党が米国の法律上の抜け穴を悪用して、米国民に共産党の価値観を植え付けようとしていると指摘した。議員は「共産党の官製メディアであるフェニックスTVは、メキシコにある電波塔を使って、米国に向けて中国語で政治的なプロパガンダを行っている」と語った。

中国当局とつながりの深い米投資会社、H&Hキャピタルは2018年、メキシコのラジオ局「XEWW AM」を買収した。その後、「フェニックスTVは外国の政治プロパガンダの流布を禁止する米国の法律を迂回して、同ラジオ局のスペイン語番組を『中国語番組』に切り替えた。このため、米カリフォルニア州南部の住民は、共産党の洗脳宣伝を耳にした」

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