仙人が弟子を探す

あわただしい生活を送る現代人。生活は昔より格段に便利になったのに、時間のスピードは更に増している気がします。私たちを忙しくさせているものの正体は何でしょうか。物欲、快楽、貪欲・・・。これらの心をなくした時、初めて真の自分自身に戻れるのかもしれません。古代の仙人も、欲の少ない人物を探すのに苦労しています。

八仙人の中のひとり、呂洞賓(りょ・どうひん)が修煉を成就し、不老不死の仙人になった時のこと。彼は、貪欲な心のない人間を探し出し、仙術を伝授しようと思った。そこで、彼は老人に化け、湯圓(白玉団子)の売り子になり、「一銭で湯圓ひとつ、二銭で湯圓食べ放題」と書いた看板を置いた。

▶ 続きを読む
関連記事
いお茶やコーヒーをそのまま飲む習慣に注意。非常に熱い飲み物とがんリスクとの関連を研究が示しました
唐代の奇書『酉陽雑俎』を手がかりに、未知を排除せず包容する中国文明の精神と世界の広がりを描き出す。古人の謙虚な姿勢から学ぶ
目のかすみ、ドライアイ、まぶたのけいれん。強いストレスが目に現れる仕組みと、見逃したくないサインを紹介します
AIに思考や執筆を任せることで、私たちが失っているものとは?アマゾンの6ページ文書文化に象徴される「苦労して考えるプロセス」の重要性を紐解き、AI依存が招く思考の均質化や認知的オフローディングの罠、そして主体性の喪失に鋭く迫る必読論考。
近年は現代医学でも、腸内環境と皮膚の健康をつなぐ「腸皮膚軸」に注目が集まっています。シミを表面だけでなく、内側から見直す視点を紹介します