Pixabay

「大脳のために歌う」 認知症に効果

イギリス・ラジオ局BBCの報道によると、イギリスでは、「大脳のために歌う」という認知症患者のグループが、歌を通じて認知症のリハビリを試みており、非常にすばらしい効果が現れた症例があったという。

 82歳のビルさんは、アルツハイマー症に罹ってから、家族との会話がまったくなくなり、何に対しても意欲を示さず、自分の世界にとじこもるようになった。

 ビルさんは、このグループの活動に参加してから、意欲的に人々と交流し、会話を始めた。奥さんのジュンさんは、「とても良かった。歌い始めてから、ビルの様子が大きく変わりました。彼は自分の世界から出てきて、人々と会話できるようになりました」と、歌の効果を評した。

▶ 続きを読む
関連記事
認知症の高齢女性が、バイオリンの音に反応して目を輝かせた。クラシック音楽が記憶や感情、認知機能に届く仕組みを探ります。
高齢日本人を対象にした研究で、血中ビタミンCが低い人ほど、脳の灰白質が少なく、記憶などに関わる神経ネットワークの結合も弱い傾向が示されました。
少し見るだけのつもりが、気づけば何十分もスクロールしていた――その背景には、注意を引きつけ続けるアルゴリズムの仕組みがあります。脳や集中力に与える影響と、スマホに振り回されないための現実的な対策を紹介します。
歩行は、前頭葉や小脳、頭頂葉などが連携する高度な動作です。歩く速さ、歩幅、腕の振り、方向転換の変化は、認知症やパーキンソン病などの早期サインとなる可能性があります。
新研究では、話せる言語の数が多い人ほど、脳が実年齢より若く見える傾向が示されました。言語学習は記憶、注意、判断、社会的交流を同時に働かせる可能性があります。