ハリケーン「カトリーナ」被災後のニューオリンズ(Getty Images)

天意に従い、洪水を治める

災難が襲ってきたとき、人々は自然と神に助けを求める。ライフ・サイト・ニュース・ドット・コム(LifeSiteNews.com)の報道によると、ハリケーン「カトリーナ」の被害を受けた際、ルイジアナ州のキャスリーン・ブランコ州長は神の祝福や希望、安らぎ、健康に恵まれながら復興工事を始められるように、一日祈りを捧げようと州民に呼び掛けたという。

 ニューオーリンズのオリバー・トーマス市議会議長が被災地を視察した際、神が我々を清めているのかも知れないと語った。

 「カトリーナ」の最大の被害を被ったニューオーリンズは「罪業の城」と言われ、有名な観光地フレンチ・クウォーターでは、勤労感謝の日の週末になると、マルディグラ(謝肉祭が最高潮に達する最終日、四旬節の始まる前日)と同様、人々が狂ったように裸になり人前で性交をする光景が至る所で見られるほどだという。また、ニューオーリンズはあやしげなカルトが入り乱れている場所でも有名で、ハイチ(暴力と犯罪がはびこっている)で流行しているブードゥー教(voodoo)は、ここでも多く信仰されているという。

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