杏林漫歩
中国では、「杏林」は医学界に古くからある専門用語です。医学の専門家は、しばしば自身を「杏林中人」と称します。
「杏林」は三国時代に神医であった菫奉に由来します。菫奉は字を君異といい、福建地方に生まれました。菫奉は、同時代の他の二人の有名な医師、張仲景と華佗とともに「三神医」と称されました。菫奉はルー山で診療を行って、賞賛され、その医術が伝説になりました。菫奉の診療について、その一端が[神仙伝]の十二巻に記録されています。
菫奉は山に住んでいて、田畑を耕しませんでした。日中、彼は患者を診ましたが、医療費を全然請求しませんでした。けれども、重病患者を治療した時は、彼は患者たちに、杏の木を5本植えるように頼むのでした。彼が一般的な診療をした時には、杏の木を1本植えるよう頼みました。
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。