アングル:量的緩和は妥当か、ドイツ憲法裁がEU揺るがす判決
[ブリュッセル 5日 ロイター] – ドイツ連邦憲法裁判所は5日、欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和の一部が基本法に違反しているとの判断を示した。しかしこれはECBの政策だけでなく、欧州連合(EU)を形作る根本概念を揺さぶる危険をはらんでいる。
ドイツ憲法裁が主張したのは、EU加盟各国の司法にはEU法が国内法にどんな時に優越するのか、あるいはしないのかを決める権利があるということで、EU司法裁判所(ECJ)をEUの最高裁とする体制に挑むものだ。今後EU懐疑派が同じような異議を申し立てる前例を生み出したともいえる。
あるEU高官は「ECBへの重大な挑戦というよりも、ECJに対するメッセージのように見える。真の問題は、誰が法の解釈権を手にするかだ」と語った。
関連記事
ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは10月27日、今年1~9月の売上高と世界の納車台数がともに減少した […]
中間選挙では歴史的に、現職大統領の所属政党が議席を減らす傾向にある。トランプ氏と共和党がこのジンクスを破れるか
米メディアによると、米軍はトランプ大統領の命令を受ければ、最短96時間以内にイランへの新たな攻撃を開始できる態勢を整えている。攻撃案には従来の軍事施設に加え、エネルギー関連施設も含まれるという
米国、英国、日本が相次いで緊急事態への備えを強化している。日本では10月27日、政府が国民に対し、食料や水など […]
世界のデータ通信を支える海底ケーブル。中共の干渉やマラッカ海峡への集中を懸念し、西側企業が敷設ルートを変更している。南シナ海で高まる安全保障上のリスクと、日本の役割とは