オランダの農場労働者、ミンクから新型コロナに感染=農業相

[アムステルダム 20日 ロイター] – オランダのスハウテン農業相は20日、毛皮輸出用のミンクを飼育する農場の労働者がミンクから新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。

オランダのミンク農場では4月、呼吸困難に陥るミンクが一部で確認され、広範な調査が行われていた。

スハウテン農業相は議会への書簡で、農業省の当初の注意喚起で、人から動物に感染するリスクがあるものの、動物から人には感染しないとしていたのは誤りだったと認めた。ただ、公衆衛生研究所の見解では、動物の飼育建物の外に感染が広がるリスクは依然として極めて低いとされていると説明した。

書簡では、ミンクから感染した労働者の症状については詳しく触れていない。

ミンク毛皮は中国や韓国、ギリシャ、トルコなどで販売されている。動物保護団体による圧力を受け、オランダ政府は2013年にミンク農場の新設を禁止し、既存の農場については2024年までの閉鎖を命じた。

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