北京市、臨時医療施設の建設を加速・PCR検査を強化、感染再拡大に備えるか
6月11日、食品卸売市場で中共ウイルス(新型コロナウイルス)の集団感染が確認された中国北京市政府は、今後の感染拡大に備え、臨時医療施設やPCR検査実験室の建設工事を加速させることを計画している。大紀元が入手した内部資料で明らかになった。
内部資料で、北京市当局は各区の政府や衛生機関に対して、感染情報の公開に関して慎重に行い、情報の漏えいを禁じると求めたことがわかった。
大興区衛生健康委員会が6月12日に公布した通知では、防疫対策のために、感染リスクの高い市民の名簿を区内の各町の管理責任者に配布するとした。各町の管理者が毎日、名簿にリストされた市民の体調や感染状況などを把握し、区衛生健康委員会に報告しなければならないという。通知は、市民の感染状況は機密情報であるため、情報を守秘し、電子メールなどで報告する際、暗号化する必要があるとした。
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