【紀元曙光】2020年6月24日

「今でしょ!」という言葉を、ずいぶん昔に聞いた覚えがある。

▼それを思い出したのは、受験勉強とは全く関係がない。もっと切実で、誰にも関わりがある大事変が迫っている今こそ、しなければならないことがある。全人類の未来がどうなるかが、この一事にかかっているからだ。

▼「中共なき中国」への移行は、決して平穏にはいかない。船底に穴が開いた巨艦が沈むのと同じく、多くの乗員もろとも暗黒の海に落ちていく。だからこそ、中国大陸に生を受けた中国人(外国在住の華人も含めて)は、中国共産党の「精神の鎖」を断ち切り、速やかに離脱しなければならないのだ。

▼もう一つ、小欄から日本国民への切なる願いがある。日本人は、一人たりとも無関心であってはならない。「中国のことは中国人に任せる。私は日本人だから関係ない」と思ってはいけないのだ。「中立」を盾とする傍観的姿勢は、ひとえに中共を喜ばすだけである。

香港の若者が、なぜ命懸けの激闘をしてきたのか。それは全人類の未来をかけた悪魔党との戦いの最前線が、まさしく香港であったからだ。日本国および日本人は、香港の若き勇者たちを支持し、中共の対極に立つという旗幟を、今こそ鮮明にしなければならない。日本国民は、その投票権を有効に行使して、本当に気骨ある政治家を厳選すべきであろう。

▼一念もって中共を滅する。それが日本と世界の未来となる。中国大陸では今後、想像を絶するような事態が、複数同時に、あるいは相次いで起きるだろう。中共が消滅する前に、中共の鎖を断つ者のみが生き残る、と考えてよい。

関連記事
築200年の荒れ果てた家を購入し、5年かけて新しい命を吹き込んだ米国イリノイ州の夫婦は「それだけの価値があった […]
現代社会は、ストレスや様々な疾患に直面しており、多くの人々が健康への不安を抱えている状況にあります。しかし、私たちの身近な食材には、そんな不安を和らげる力を持つ意外なヒーローが存在します。それが「キャベツ」です。
SARS-CoV-2(新型コロナのウイルス名)のスパイクタンパク質が抗がん作用を妨げ、がんを促進する可能性があることが、最近発表されたブラウン大学による細胞研究のプレプリント(査読前原稿)で明らかになった。
台湾で最も歴史のある台南は、閩南(びんなん、福建省南部)系の古い建物や、和洋折衷の歴史建築などが多く残っていて […]
端午の節句に風に揺れる五色の鯉のぼりは、日本の風物詩の一つですが、その起源は古代中国の神話「鯉が龍門を飛ぶ(鯉の滝登り)」に由来します。この節句はもともと男の子の成長を祝う日とした伝統行事です。