<中共ウイルス>「チャイナ・セブンは今どこ?」感染拡大の北京で憶測飛び交う
6月11日、中国北京市の食品卸売市場で中共ウイルス(新型コロナウイルス)の集団感染が発生してから、市政府は学校の閉鎖や移動規制を実施し、市内の大半の地域で都市封鎖を行った。中国最高指導部である共産党中央政治局常務委員会の7人のメンバーは、公の場に現れる回数が急激に少なくなった。国内外では、「チャイナ・セブンはどこにいるのか」との声が上がった。
6月11日以降、習近平国家主席が公の場に顔を出したのは全部で2回。1回目は6月17日、アフリカ諸国の首脳と行ったテレビ会議だ。2回目もテレビ会議で、6月22日、習主席と李克強首相は欧州連合(EU)との首脳会議に出席した。
中国官製メディアの報道をまとめると、習主席は、市内で感染者が出る前に2回、公の場に姿を現した。習氏は6月2日、北京市で開催された専門家・学者らとの座談会に参加し発言した。8~10日までは、視察のため寧夏回族自治区にいた。同氏は7日、すでに北京市を離れたとの憶測が出ている。官製メディアの習主席に関する報道は、地方政府の会議やイベントへの祝辞、行政令を出すことなどにとどまった。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。