中国軍、インドとの国境係争地から撤退開始=インド政府筋

[ニューデリー/北京 6日 ロイター] – インド政府筋は、中国軍が6日にインドとの国境係争地から撤退し始めたと明かした。両国は6月に軍事衝突し、インド側の兵士20人が死亡。中国側は被害状況を依然として明らかにしていない。

政府筋によると、中国軍は係争地近くのガルワン渓谷に設置されたテントなどを解体。同地域のほか、他の国境係争2地域からも車両が撤退したという。

両国が6日に公表したブリーフィングメモによると、インドのアジット・ドバル国家安全保障担当補佐官と中国の王毅外相が5日に「率直かつ掘り下げた意見交換」を行い、両軍の撤退について合意したという。

また、インド側のメモでは、両国が国境係争地での既存の実効支配線(LAC)を尊重することで合意したことが記されていたが、中国側のメモには同様の記載は含まれていなかった。

中国外務省の趙立堅報道官は、ガルワン渓谷からの軍撤退に関する問いに対し、両国が国境を巡る問題緩和に向け「効果的な措置を講じている」と述べた。

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