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徳とは?その考察と、実行に役立つポイント

2003年のテレビドラマ『Joan of Arcadia(原題)』パイロット版で、自分を神と名乗る若い男が主人公のティーンエイジャー、ジョーン・ジラルディ(アンバー・タンブリン演)に接近しました。ジョーンはこの男のことを全能の神だと信じ込んでしまいます。ジョーンの過去や交通事故にあった兄を救うためにジョーンが神に誓った約束など、すべてのことを知っていたからです。そして2人は一緒に歩き、ジョーンはある言葉を口走りました。

ジョーン「でも私、信仰心強くないの」

男「宗教は関係ない。これは、君の天性を全うすることなんだ」

ジョーン「へえ…私、そんなことやった試しがないわ」

男「その通り」

私はスタントン・ミリタリー・アカデミーで中学時代を過ごしました。この学校は今はもうありません。時は1963年、私たちに数学を教えてくれたルーテナント・B先生は、カストロ政権のキューバから逃れてきた移民でした。ある日、友達のチャーリーは行儀の悪いことをした罰として、クラス全員が教科書に取り組むなか、1人だけ教室の床掃除を命じられました。そしてチャーリーは何か言ってしまたんでしょう、先生はいきなりチャーリーの頭めがけて黒板消しを投げつけました。幸い、チャーリーの頭には当たりませんでした。

「お前のIQはこのクラスで一番なんだ」と先生は叫びました。「なのにお前の成績はクラスで一番悪いじゃないか!」

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