香港が新冷戦の最前線 専門家「各国は自由か独裁かの選択を」
中国当局は6月末、香港市民の抗議や欧米各国の反対を無視し、香港に国家安全維持法を導入した。中国時事評論家は、中国共産党政権と米国をはじめとする西側諸国の新冷戦がすでに勃発した今、香港はその最前線となったと指摘した。香港では、中国の全体主義体制と欧米の自由民主主義体制の間で今、生死に関わる決戦が始まっている。
中国当局が7月1日、香港で国家安全維持法を施行してから、欧米各国は非難声明を出し、制裁を辞さない姿勢を示した。
7月14日、トランプ米大統領は香港に対する優遇措置の撤廃に関する大統領令に署名した。また、大統領は記者会見で、香港市民の権利を弾圧する中国当局者らに制裁を科し、香港に警察の装備や軍事・民間両用技術の輸出を禁止すると述べた。
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