【紀元曙光】2020年7月28日
(前稿より続く)中国共産党の内部で異変が起きている。そう理解して良い。
▼自国内で対応不可能な事態が同時多発しているため、上層部は責任追及を恐れて誰も手出ししようとしない。その動揺が地方組織にも伝わり、すでに集団での離職現象などが起きている。機能不全による体制崩壊は、確実に近づいていると言えるだろう。
▼中国政府が、四川省成都の米領事館を閉鎖させたのは、対面を保つ虚勢に過ぎない。米国にすれば、痛くもかゆくもない予想通りの反応であり、「乗ってきたな」である。成都の米領事館といえば、2012年2月6日に、重慶市の党トップだった薄熙来(はくきらい)の部下で、重慶市公安局の局長だった王立軍が、機密情報を持って駆け込んだ事件があった。情報は米側に渡り、王立軍は亡命を認められず館外に出された。
▼三峡ダムが崩壊するか否かは、現時点ではまだ可能性の話だが、すでに中共には十分に動揺を与えている。「これが壊れたら、終わりだ」。どんな愚者でもそれくらいは分かるし、それ以前に、どうやって海外へ逃亡するかを思案しているに違いない。
▼前稿で、九文字の「真言」というのを書いた。法輪大法好、真善忍好。これを中国語の発音で唱える。まじないではない。まだ救える可能性のある人ならば、この九文字を唱える「こころ」を見た天上の神が、劫難の中にあるその人に未来を与えるだろう。
▼天下の大変を前にして、醜悪なふるまいを見せるもの。澄んだ「こころ」を取り戻せるもの。人間の生死を分ける鍵は、まさにそこにある。中国の各所で、今後それが明確となるはずだ。(3回了)
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。