森元首相らが李登輝氏弔問「日台関係への貢献を感謝」
先月30日に死去した台湾の李登輝元総統を追悼するため、森喜朗元首相を団長とする日本の超党派議員連盟による弔問団が8月9日、チャーター便で訪台した。追悼場が設置された迎賓館「台北賓館」を訪れ、李氏の遺影に花を手向けて弔意を表明した。弔問前に、台北市内の総統府で蔡英文総統と会談した。
森氏はこの弔問訪台は安倍首相の意向を受けて実現したと明かした。蔡総統は「台日関係を支え貢献してくれていること」に対し、感謝の意を表した。
さらに、李登輝元総統が退任後も、日本との関係促進に取り組むために来日できたことは「森氏の尽力によるものだった」と述べた。
森氏は李氏の遺影を前に、「天国で安らかに休んでほしい、台湾と日本の関係への生涯の貢献に感謝する」などとする弔辞を読み上げた。
同氏はまた、「多くの日本人は必ずしも政治に参加しているわけではないが、しかし皆が李登輝氏を心から尊敬している」と伝えた。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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