米、シリアの政府当局者や軍幹部など6人を制裁指定

[ワシントン 20日 ロイター] – 米政府は20日、シリア政府当局者や軍幹部など6人を制裁対象に指定、アサド政権の資金獲得手段を断ち、弱体化を図る制裁を強化させた。

米政府は既に、アサド大統領とその妻、その他の個人・団体を制裁対象に指定している。[nL4N2DV0CE]

米財務省の声明によると、今回制裁対象に加わった個人にはアサド氏の首席報道官が含まれる。

これとは別に、米国務省はシリア軍の複数の部隊の幹部を制裁対象に指定。停戦を妨げたことが理由。

ポンペオ国務長官はシリア内戦の「平和的、政治的解決があるまで、米国と同盟国は結束し、アサド氏とその支援者に圧力をかけ続ける」と表明した。

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