米加州の山火事、被害面積は史上最大規模に

[フェルトン(カリフォルニア州) 21日 ロイター] – 米カリフォルニア州で発生した落雷による山火事は21日、被害面積が2倍以上に拡大し、同州史上で最大規模となった。避難を余儀なくされた住民は17万5000人に上っている。

少なくとも6人が死亡し、負傷者は消防士・住民合わせて43人となった。被害を受けた家屋などは500軒以上。火災が発生している地域はロサンゼルスの約2倍に相当するという。

カリフォルニア州では、過去約20年間で最悪の雷雨を伴う嵐に見舞われており、記録的な熱波によって乾燥した草原や森林などへの落雷で、過去5日間で370件以上の火災が発生。そのほとんどがサンフランシスコのベイエリアで見られるほか、パロアルト東部、サクラメント南部でも被害が広がっている。

ニューサム知事は20日夜、民主党全国大会で「気候変動を否定するなら、カリフォルニア州に来てほしい」と語った。

関連記事
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]