スペイン滞在の外国観光客が7月に増加、前年比なお6分の1

[マドリード 24日 ロイター] – スペイン統計局によると、7月に同国のホテルに滞在した外国人観光客数が110万人を超えたが、昨年の水準の6分の1程度にとどまった。同国は、6月末に新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)を終了している。

スペインを訪れる観光客は例年8000万人超で、フランスに次いで世界第2の観光国。

7月に観光業界を支えたのは、320万人の国内旅行者だったという。6月にスペインを訪れた外国人観光客は11万4667人、昨年7月は645万人だった。

1─7月の宿泊利用は前年同期比70%以上減少。渡航禁止や帰国者に対する隔離義務が響いた。

7月にスペインのホテルを利用した人の4人に1人はドイツ人だったが、それでもドイツ人の訪問は80%減。英国人は90%以上減少した。

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