トランプ氏、WTOは米国を「利用している」と批判

ドナルド・トランプ米大統領は最近、世界貿易機関(WTO)に厳しい言葉を浴びせ、WTOは「中国や他の国々の利益のために米国からお金と仕事を吸い上げている」と非難した。

WTOの通商専門家3人からなる紛争処理小委員会(パネル)はこのほど、米国の関税は貿易規則に違反していると判断した。判断の理由として、関税は中国だけに適用され、米国が合意した最高税率を上回っていたこと、そして関税が課された時、米国はなぜその措置が正当な例外であるのかを十分に説明しなかったことが挙げられた。

トランプ氏は9月16日の記者会見で記者の質問に答えた。中国に課した2000億ドルの関税は規則違反だというWTOの判断を受けて、米国は引き続きWTOに留まるべきかとの質問に対して、大統領は、WTOは「今まで全然私たちのためにはならなかった」と答えた

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した
習近平訪米を機に、中国で不当拘束されている政治犯の家族らが米政府へ釈放の働きかけを求めている。信仰や言論の自由を理由に引き裂かれた家族の苦境と、風化にあらがい希望を繋ぐ支援者らの声を追った国際人権レポート