米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官(Getty Images)

「中国による外国人記者への脅迫と迫害」米国務省オータガス報道官が毎日ツイート

米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官は9月22日から毎日、「中国による欧米ジャーナリストへの脅迫と迫害」についてツイートしている。10月1日時点で、すでに10件が投稿された。

9月22日、オータガス氏はオーストラリアのジャーナリスト、マシュー・カーニー(Matthew Carney)氏に起きた中国での出来事を書いた。「中国当局は、カーニー氏の新疆ウイグルおよび中国共産党の高層に関する報道が気に入らなかったため、同氏の14歳の娘を拘束すると脅した」。

オータガス氏はさらに「調査記者に対する中国の不穏な行動は数年前にさかのぼることができる。今後の数日間、私はカーニー氏のような物語を毎日更新する」と宣言し、「中国は在中外国人記者への脅迫や嫌がらせを辞めるべきだ」と訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。