スロバキア大統領、ファーウェイがスポンサーの会議に参加拒否
スロバキアのズザナ・チャプトバ(Zuzana Caputova)大統領は先週、中国の通信機器大手ファーウェイがスポンサーを務めるセキュリティフォーラムでの講演を拒否した。主催側がファーウェイのスポンサー資格を取り消した後、大統領は計画通り講演を行った。
チャプトバ大統領は10月7日、シンクタンク「Globsec」主催の「Globsec 2020国際フォーラム」で講演を予定していだが、同フォーラムはファーウェイがスポンサーと知った後、講演をキャンセルしたとブルームバーグが報じた。
大統領報道官のマルティン・ストリジネク(MartinStrizinec)氏は、大統領は「そのような企業(ファーウェイ)がスポンサーのフォーラムで発言することは、悪いシグナルを送るに等しい」と感じており、「これは単なる安全保障の問題ではなく、原則と価値観の問題だ」と考えていると伝えた。
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