マルコ・ルビオ米上院議員は、米当局が作成した取引禁止リストに載る中国企業を上場廃止させる法案を提出した。写真はルビオ議員(GettyImages)

米ルビオ上院議員、取引禁止リスト入りの中国企業の上場を廃止 法案提出

米国マルコ・ルビオ上院議員は、国防総省や商務省のブラックリストに掲載された中国企業を、米市場から上場廃止させ、上場を阻止する法案を提出した。米国の投資に依存している中国企業に打撃を与え、米金融市場から中国マネーの排除を後押しする狙いがある。

提出された法案は「米国金融市場の誠実とセキュリティ法(American Financial Markets Integrity and Security Act)」と名付けられ、ルビオ議員とマイク・ブラウン上院議員 (共和党) が共同提案した。

法案は、米投資会社、退職基金、保険会社が、商務省の取引禁止リストに載る中国企業や、米国防総省が作った中国軍支援企業リストに載る企業の株式取得を禁止している。法案が可決されれば、取引禁止リストに載っている中国企業は、1年の猶予期間を経て、米国の取引所で上場を禁止されることになる。

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