中国共産党、幼稚園から大学まで赤化教育を強化
中国共産党は近年、いわゆる「共産主義の後継者」を育てるため、小学校から大学までの思想政治の教育に力を入れている。政権を強固にするため、次の世代に向けた洗脳だとの分析もある。
上海在住の梁さんは、退職後も毎日孫の送迎を続けている。梁さんは最近、子どもたちの学校が政治教育をますます重視するようになったと気づいた。梁さんによると、数年前までは「政治の授業はなく、政治の試験もなかった。今は復活して、受けなければならなくなった。赤点でも取れば(良い)進学もできないようだ」と述べた。
梁さん自身も中国共産党(以下、中共)の政治教育を経験している。「子どもたちに党を愛し、党を擁護するよう教えるのが思想政治の教科だ。共産党がなければ君たちはダメになると刷り込んでいる。学校がそう要求するので従わなければならない」という。
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