【紀元曙光】2020年11月14日
他紙の報道も、ため息をつきながら、拝見している。
▼産経ニュース、11月13日の「湯浅博の世界読解」。この日のタイトルは、米「衰退の兆候」ほくそ笑む中国。湯浅氏への個人批判は、本稿の意図するところではない。また同氏の文章を大きく引用はできないので、小部分だけ挙げるに止める。
▼まずは冒頭部分。「自由世界の国々は、米国は大丈夫かと大統領選挙の行方を固唾をのんで見守ってきた。選挙後の流れも、懸念した悪夢のシナリオ通りに進んだ。互いをののしり、激しい政治衝突と不毛な訴訟が続く気配である」。(引用以上)
▼「懸念した悪夢のシナリオ」というが、後段を読めば分かるように、この選挙に巨大な不正があることを、湯浅氏が予知して「懸念した」わけではない。ならば、その不正をただすために重要かつ不可欠な訴訟を、あなたが「不毛な訴訟」などと申されますな。主要紙の一たる産経新聞の読者に要らぬ誤解を与えることになろうかと、小欄のほうが、余計な「懸念」をする次第である。
▼また湯浅氏の同文では、こうも言う。「中国共産党も、無慈悲に人権を無視しながら迅速に対処しなければ、復活は起こりえなかっただろう。(中略)その結果、中国人民の共産党政府への評価は高く、最新の調査では満足度は80%であると伝えられた」。(引用以上)
▼一万歩ゆずって、そのデータに信憑性が幾分あるとする。「共産党政府への評価は高い」「満足度80%」の真意がお分かりか。暴力と洗脳、汚れたカネの結果である。中国人民の本当の慟哭を、耳を澄ませてお聞きいただきたい。
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。